店長日記

半夏生一つ咲き 2

 紅花は春に植えられ半夏生のころより花摘みが行われます。加工し干された紅花は「紅一匁(もんめ)金一匁」と言われ、山形では北前船交易で紅花商人が莫大な利益を得、豪商となったところがいくつもあって、京より取り寄せた享保雛古今雛などの美術的にも優れたひな人形が今も飾られます。松尾芭蕉は「行く末は誰(た)が肌ふれむ紅の花」と前出の紅花の句と2つ詠んでいますが、紅花は画像のように葉や萼に鋭いとげがあり朝露でぬれたとげが柔らかい早朝に摘まなければなりません。摘むのは農家の女性たちですが、紅花を加工し乾燥させたものは「紅一匁(もんめ)金一匁」と言われ、花摘みの女性も紅などつけたことがなかったと言われています。また、それだけ高価な紅花は京に運ばれても相当裕福な家の人でなければ紅花の口紅や頬紅はつけることができなかったようです。
 松尾芭蕉が山寺へ訪れた時、天童近辺は紅花がたくさん咲いていた季節で、黄色い光景が広がっていたことに感動し、紅花の句が2つも作ったのでしょう。山形には民謡の紅花摘み歌というものがあり
  千歳山からなあ
  紅花(こうか)のたねまいたよ
  それで山形花だらけ♪ さーさ つましゃれ つましゃれ
という歌のとおり、昔は山形市もたくさん栽培されていたのですが、化学染料が普及し紅花生産は衰退してしまいました。今ではその歴史と文化を受け継ぐよう栽培が推奨され、工芸品や食品用に利用されるようになり、紅花を活用した観光も盛んです。県内各地で紅花祭りが7月に開かれます。 6/23

 鋭いとげがたくさんあるので朝露で濡れた柔らかいうちに花を摘む

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