店長日記

花食い!2

 前回、菊の花を食べる山形県民という話題をお届けいたしました。山形の代表的な漬物に「おみ漬」という昔ながらのお漬物があります。ずーっと昔、北前船の交易が盛んだったころ山形では紅花の生産が盛んにおこなわれていました。
その紅花交易のために近江の商人が山形を拠点として活躍したのです。冬に積雪する山形でミネラルを取るため漬物が漬けられ、在来にあった「青菜(せいさいと言います)」というからし菜の一種が食べられていました。それをベースに青菜を刻み、しその実やダイコン、ニンジンを刻んだものを一緒に漬けて冬の保存食にしたのですが、近江商人が漬けたので近江漬がおみ漬となりました。そのおみ漬は今、旬を迎えますがその中にも菊の花が入ります。
 食用の菊の花といえば紫の「もってのほか」や黄色の「寿」や「岩月」なんていうものもあります。ただ、友人のお父さん(今は亡くなりましたが)が菊花展に出展するカリスマ的存在で、市の菊花会の会長などを歴任し総理大臣賞や文部大臣賞、県知事賞などの賞を受賞していました。友人宅に遊びに行くと帰りに「渡辺君、菊食べないか」「はあ、ごちそうさまです」なんて言うと大変なものをいただくことに!
 「この前の菊花展の花、帰ってってきたからこれ持ってて」というのです「こっちが文部大臣賞で白いのが県知事賞」なんて金色の賞の札がまぶしく光っている茎から頭の花だけとってスーパーの袋に入れてくださるのです。「これは普通の菊(食用菊)と違ってふかふかと柔らかいんだよ」というのです。ふかふかと言ったらパンケーキみたいな食感?実際、お浸しで食べてみたらこれは今までにない食感で確かにしゃきしゃきではなくふかふかだ!まさか観賞用が食べられるとは思ってなかった。あれから20年、残念ながらその後、食べたことがないけど山形県民は花食いには相当貪欲なのかもしれません。 11/9

 これも南陽菊まつりのお知らせに当館前に飾られた菊花

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