山形県は村山・置賜・最上地方の「内陸地方」と、日本海沿いの「庄内地方」のふたつの文化圏が形成されています。山形県は「内陸地方」は江戸文化が。「庄内地方」は上方文化の伝統を受け継ぎ、月山・朝日などの山々が聳える地理的要因で 独特の文化が色濃く残るのが特徴です。このため食文化や習慣なども異なり、多くの伝統や産物がそれぞれの特徴のある側面を見せます。 山形県内陸地方の北東には「閑さや岩にしみいる蝉の声」と、俳聖松尾芭蕉が奥の細道で詠んだ宝珠山立石寺(りっしゃくじ)通称「山寺」や、「大正ロマン」の風情を今に残す「銀山温泉」。山形市の東にはカルデラ湖の通称「蔵王のお釜」。冬のシーズンでは「スノーモンスター」と呼ばれ世界的に有名な「樹氷」を見ることが出来る「蔵王温泉スキー場」や、蔵王をはじめとする温泉など、四季の魅力にあふれた観光地に恵まれたところですです。山形市の西に店舗を構える「ぐっと山形」では、県内から厳選した特産品を一堂に取り揃え、全国からお越しのお客様や、ウェブショップでお買い物をされるお客様に対して、山形県産品の素晴らしさをお伝えしております。
当館は1984年11月、山形県への観光客の受け入れ施設として大規模駐車場を完備し開業いたしました。2016年には大幅なリニューアルを行い、多くのお客様から愛されるよう「ぐっと山形」と愛称を付けました。「ぐっと」とは英語の「Good」であったり、山形が「ぐっと近く」に感じられるように、この施設がお客様の「ぐっと身近」であるようにとの気持ちを込めて名付けられました。館内は大きく3つのエリアに分かれ、県産品を販売する「売場エリア」、地域の味覚を気軽に味わうことが出来る「フードコートエリア」、館外ショップ(食の駅等)の「テナントエリア」でサービスを提供いたしております。