雪割納豆

価格: ¥756 (税込)
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米沢名産の自然食品で酒の肴にはとても良くあいます。古いことわざに「隣の糂粏(じんだ)味噌」という言葉がありますが現代の「隣の芝生」と同じ意味を持つ言葉です。「糂粏」とは、山形や仙台の豆をすりつぶした「ずんだ」の語源で、「糂粏味噌」とはどろどろとした「ぬかみそ」や「五斗味噌(ごとみそ) 」を言ったらしいのです。「五斗味噌」は鎌倉時代から伝わる味噌で、一斗は一升の10倍18Lなので五斗は90L。
米沢に伝わる「雪割納豆」は「五斗味噌」が原型で大豆の皮をとって2つに割り、塩と麹菌を混ぜ時間をかけ熟成させたもので、昔は豆二斗、麹二斗、塩一斗と合計五斗の大樽に仕込んだので「五斗なっとう」ともいわれました。麹菌が豆を発酵させ、たんぱく質を分解し、うまみのある納豆となりました、冬場の保存食なので塩辛いのですが、昔から珍味として人気の郷土の食べものです。
昔の分量ではあまりにしょっぱいということで、塩分を落としてあります。ひきわりなので見た目は納豆というより味噌のよう。発酵食品特有の白いチロシンというアミノ酸の結晶体の斑点がでます。袋から出すとまず納豆のにおいがあり、糸を引きます。食べると塩分がありますので普通の納豆のように「ごはん」にたくさんかけては食べられません。どちらかというと塩辛に近い珍味中の珍味なのです。

雪割納豆には納豆の香りや塩辛さ、豆の甘味、麹のおいしさと辛味があります。そのまま食べるのもいいですが、ねぎを細かき刻んで混ぜ合わせて、ごはんや酒の肴などにはとても合います。また大根おろしと混ぜ合わせたり、卵黄・七味唐辛子・鰹節と合わせても風味よくお召し上がりいただけます。とにかくバリエーションに富んだ日本の伝統的な食材なのです。

地元で好まれる食べ方「お茶漬」と「水かけまま」
・・・雪割納豆茶漬・・・
茶碗にごはんを盛って雪割納豆、鰹節・キザミねぎ・一番上にのりを細かくちぎってかけ、熱い緑茶をかけてください。この際はほうじ茶や玄米茶ではなく、緑茶が風味を増すということです。糠付けの大根で掻き込めばさらに美味しくいただけます。
・・・雪割納豆水かけまま・・・
夏の昼には、ザルに入れたご飯を冷たい水でサラサラになるまで洗い、茶碗に盛ったら雪割納豆をのせて水を注ぎ、お茶漬け風にして茄子のお漬物で食べると、食欲のない時にも清涼感があってこれがまたおいしいのです。ぜひ試してくださいね。

※「水かけまま」とは、お茶の代わりに水をかける、山形県内陸地方で食べられる「夏のお茶漬」なのです。

品名   味付納豆
原材料名 大豆・糀・食塩・調味料(アミノ酸等)
内容量  300g(150g×2袋入)
賞味期限 冬期3ヶ月 夏期2ヶ月
保存方法 要冷蔵(10℃以下で保存してください。)
発送方法 クール宅急便(冷蔵便)

※大豆は非遺伝子組み換え大豆として分別
※雪割納豆は平成26年、製造者が「まるよね食品」から「ゆきんこ」に変更となりました。

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