
20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。
20歳未満の方に対しては酒類を販売しません。
店長日記
芋名月VS豆名月
今日は陰暦8月15日、中秋の名月。量販店のチラシに『12日は「芋名月」山形郷土料理いも煮を食べましょう』的なコピーがありました。旧8月15日の「中秋の十五夜」は全国的には芋名月。旧9月13日「後の月の十三夜」は豆名月と言われています。当館の久美子さんと信子さん「今日は芋名月なの!」「だってね、子供のころは茹でた枝豆とススキをお供えしたんだから豆名月でしょう」とバトルと言うと大げさですがバトルです。まあ全国的にというか世間一般では「芋名月」なのですが、山形で里芋がとれるのは10月です。9月の今は早生種の「だだちゃ豆」も終わり、あと10日ほどは中休みの端境期。これからは「秘伝」という枝豆が収穫されます。豆は8~9月、里芋の収穫は10月。なので、今日の名月は、全国的な芋名月と、収穫期に合わせた豆名月が山形県内ではどちらも存在するので、両方正解。さて、この二人の掛け合いのようなバトル、二人のストレス解消法なのでほっときましょう。今日の月は靄がかかったように霞んでいますが、1年で一番美しいと言われる名月です。雲がかかれば無月、雨が降れば雨月というのは、中秋の名月が見えない時だけの言葉。また、14日の晩はを待宵などと表現し、桜と同じように月も愛で、季を楽しむ日本人の心がひしひしと感じられ、満月を見て変身する狼男のように、今宵は心が燃えています。 9/12
稲穂と中秋の名月。もうすぐ稲刈りが始まります。
- 2011.09.12
- 23:34
- 店長日記