店長日記

でん六豆に合う日本酒

 「でん六豆に合う日本酒」なるものが発売されました。でん六製品といえば「でん六豆」のほか「柿のたね」や山形限定の「紅花ふうき豆」という山形の伝統のお菓子(えんどう豆のぬれ甘納豆のような感じかなあ)、そういえば山形から遠く離れた石垣島の日本最南端のコンビニでも売っていた「味のこだわり」という10種ほどのあられやピーナッツ、小鯵の乾物の入った酒の席にもうってつけのおつまみがあるのですが、これは台北迪化街の乾物屋で小袋20~30袋も入っているものが売ってたので日本に限らず人気の商品なんですね。
 でん六の本社は山形市ということを言うと「へーどっか違う県かと思った」とよく言われます。社名のとおりでん六豆が主力商品なわけで、このお菓子とコラボした酒の発売です。
 よっちゃんイカ、都こんぶ、ビッグカツ、歌舞伎揚げ、チロルチョコに合う日本酒というのも各地の酒蔵から発売されておりこちらも興味深いのですが…
 醸造は地元「月山酒造」で銀嶺月山の本醸造で精米歩合は65%、アルコール度13%とやや低め、淡麗でありながらやや甘口の飲みやすいお酒なのでこのまま食中酒とした方が…何よりでん六豆の甘さと香ばしさ、ピーナッツの旨味とどのように合うのだろうかと思ったのですが、試してみたら、これはピーナッツの味も香りも邪魔するどころか良い感じに仕上がるじゃありませんか!寒梅粉に取られる水分もピーナッツのツブツブもきれいに流して酒の旨味も余韻も残し、これはいい!こんな感じならチロルチョコも都こんぶも、それに合う醸造元のお酒を試してみたくなってしまいました! 10/11

300mlと720mlの2種類、税込550円と1,100円 

  • 2019.10.11
  • 16:46

第2回石巻産業復興フェア

 今夜は上弦の月だそうな。月を見ながら今が旬の「ひやおろし」でも一杯やりたいところです。
 石巻の大学や企業・団体による石巻フードツーリズムというのがあり石巻専修大学と宮城学院女子大学のゼミで地域創造を学ぶ学生と先生がこの度の「石巻産業復興フェア」という催しのけん引役となっています(今回で2度目)。くじらの缶詰からカキフライ、茶巾というお菓子やボストンという昔ながらの地元のお菓子などが並んでいます。なかでも「石巻おでん」というものを新名物にしようとこのゼミの学生たちが頑張っているのです。水産業が盛んな地ですから、おでん種の練り物関係は豊富にあるはずですが、昭和の時代にはちくわなどの練り物を作る企業が66件あったのに震災後は3件に激減してしまったというのです。もともと石巻はちくわの中でも王道のボタンちくわの発祥の地、これを盛り立てて全国に発信中なのです。おでんのだしには金華さばをはじめとするさばの中骨を使い、旨いだしに仕上げてあります。さんま天やさば天なんて言うのもあり、それぞれに味も異なり楽しめるのです。
 今日は石巻おでんで一杯。レトルトもあるしこれとカキフライがあったらなお結構。葦の髄から天井を覗くではありませんが、ボタンちくわのずいから上弦の月は見えるのかなあ。見識は広く持たなければ・・・ 10/6

 大阪の関東煮、静岡おでん、金沢おでんなどと肩を並べるご当地おでんに!

  • 2019.10.06
  • 15:22

栃の実大福

 栃の実というと栃の実せんべいや、栃の実まんじゅうなどが山奥の温泉地の名物。栃と言うくらいなので栃木県が有名と思われますが全国各地に栃の木、実はあるのではないでしょうか。絶対これはみんなが旨い!!というだろう一番うまい!栃餅は山形県鶴岡市の旧朝日村の栃餅と思うのです。
 旧朝日村は、これまた新潟県村上市の旧朝日村と県境を挟んで隣接している山の恵みがふんだんにある地域。その村の行沢(なめざわ)地区に地名のとおり「行沢栃の実会」というお母さんたちのグループがあって、そこの栃餅の大福が美味!!
 生の栃の実にガブリ!これはもう大変、滅茶苦茶なアクの強さで口の中はシビレ、まあ2時間ほど苦しむような目に合うこととなりますが、その栃の実を流水にさらし蒸したりまた水に浸けたりを繰り返し3カ月ほどかかって食用となるのです。「サルも熊も食わねぇのー」と地元の人が言うほどですが、これがどうして仄かな山の香りを抱く優しい味となるのか。そしてあんこも手造りのまさに絶品。この栃餅を買いたいと思ったら旧朝日村の「産直あさひ・グー」でいつも買えますが売り切れにご注意。残念ながら当館では取り扱っておりませんのであしからず。消費期限は2~3日。 10/4

 秋を演出するため当館の売場にディスプレイされた栃の実。

 先人が植えた樹齢400年程の栃の木の実が大福になるそうな。伝統の味だ! 

  • 2019.10.04
  • 17:01

丸茄子秋茄子

 丸茄子の漬物が食べたい!季節柄、秋茄子の味わいが濃い分、皮が固くなったかなあなんて思いながら、川西町まで300円の茄子を買いに片道70㎞の道のりをドライブしてしまった。
 丸茄子は山形県の中でも米沢を中心とする置賜地域の窪田茄子と、鶴岡を中心とする民田茄子の2大産地。山形市周辺はもっぱら長茄子の漬物で丸茄子を食べる文化は希薄なのですが、米沢では7月中旬から茄子の漬け液を作っておいて…ひと夏をという熱の入れよう。漬け方も随分前に高畠町の漬物の会のおばさんに聞いたものだから間違いなし。
 その漬け方は1:2:3といわれます。1は水1升(1.8L)、塩200g、砂糖300gといわれますが、塩が200gではしょっぱい!そして茄子が縮んでしまいますので160g程に、それにミョウバンを指で一つまみ入れ、これらを鍋に入れ沸騰させます。沸騰したら火を止め、常温まで冷まします。鍋がステンレス製なら化学変化が起きるのか鍋に模様ができたりしますので、火からおろしたら陶器や瓶等に移し替えるかホーローの鍋で作り置きしましょう。
 茄子のヘタを取ったものを広口瓶に隙間のでないよう、ぎっしりと詰めて上に青じその葉、青唐辛子を入れ、漬け液で茄子が隠れるまで浸し、蓋をして一晩ほっときます。次の日これを冷蔵庫に入れて保存。この晩から美味しい米沢地方の丸茄子漬が食べられるのです。が…広口瓶にぎっしりと入れるのが手間で…ビニール袋で空気が入らないようにして上を縛れば代替が可能。茄子は空気に触れたところが茶入りに変色してしまうので。
 これでおいしい丸茄子の出来上がりですが、そもそも1升の漬け液なんて作っても少人数では?今の配分で600ml即ち三分の一にすれば一袋300円の茄子2回くらいが漬けられるので便利。3日位はおいしく食べられます。 9/28
 秋茄子は味が濃いけど皮が固い。今年最後の茄子漬かなあ。

  • 2019.09.28
  • 12:50

爽秋

 昨日は新庄のお蕎麦のお振舞、今日はお抹茶席と山形名物いも煮のお振舞、明日は山形大曾根の餅つきのお振舞と秋のイベントが続きます。
 今日は山形市村木沢、日テレ系の「秘密ケンミンSHOW」でよく取り上げられる地区ですが女優「渡辺えり」さんの実家がある地域の枝豆(特に有名なのが秘伝豆)の詰め放題や、これまた有名な悪戸いもという里芋の詰め放題などもやっています。(悪戸は村木沢地内の地名)
 お抹茶席というとドレスコードやら作法やらといろいろ難しいと思いがちですが、今日は当館のイベントホールで気軽に楽しんでほしいと裏千家淡交会山形青年部の皆さんにお願いしてのお抹茶席です。当館のショップの中ですから周りは他のお客様もたくさんいらっしゃるし、いろんな商品にあふれているわけで、水の流れや鹿威し、葉擦れの音が聞こえるわけではありませんが、茶花に静かさと明快な秋を感じることができました。秋明菊の白、ほととぎすの紫、矢羽根すすきの緑と茜色を帯びた穂がなんとも秋の清涼な空気を醸してくれました。今からが山形の実りの旬、山形へ来てみませんか。いろんなところで爽秋を感じられることができること確約いたします。 9/22

 今日の茶花 こんな花が山形には咲いています。ぜひお越しください。

  • 2019.09.22
  • 16:26

あなたのソバに

 ♪わっせー わっせーもがみわせーの新庄そば音頭が流れる当館で、今日は11月10日に開催される「新庄そばまつり」の宣伝のために打ち立てそばのおふるまいと新庄そばガールズの3名がお越しになっています。(メンバーは10名ほどいらっしゃるようです)そばを振舞う前に「新庄そば音頭」に合わせ踊るのですが、これにはたくさんのお客様が囲んで手拍子をしながら参加し、手作りのアイドルグループっていう感じ、赤いタスキにもんぺ姿、サブタイトルは「あなたのソバに」だそうな。こういうのあり絶対!
 北海道、長野に続く第3位のそばどころ山形において、多品種ある中、最上地方の「最上早生」という品種をPRするために結成され 現在のそばガールズは8期目のメンバー。市役所職員と農協や県立の農業大学校の学生で結成されているそうですよ。だから新庄そば音頭が♪わっせー わっせーもがみわせーなんだ。新そばの香りが満載ってとこかな。
 「それなら『うどんガールズ』なんていうアイドルグループがあってもいいよねぇ」「香川県産小麦『さぬきの夢』音頭で丸亀市辺りで結成していないのかなあ」なんて言ってたら当館の若手三村君は「丸亀製麺で結成したアイドルがいたりして!」というのです。「神戸系のうどんガールズかあ~」なんか?趣旨が違ってきたような。 9/21

 直近でそばガールズに会えるのは10/19新庄市味覚まつり、最上地方の美味がいっぱいだ!

  • 2019.09.21
  • 16:23

ぺそら漬・ぺちょら漬

 「○○さんとこの娘、おはようって言っても『ペソラ』としているんだ」なんて言う表現が山形にあります。ペソット・ペソラなんて単語だけを見ればイタリア語やスペイン語のラテン系のような感じを受けます。山形では「そっけない、味気ない、好意が感じられない、無愛想」などを示す方言ですが、さらに「感情や行為に対する反応が薄い、希薄、少ない」などの意味にも使われています。
 先日のブログでは蕎麦屋で出される「ぺそら漬」を記しましたが、言葉どおり塩漬けした「なす」を水に浸けて色を抜きます。青唐辛子や茗荷と漬け込み、辛く、味は薄く作られるのです。大石田の漬物屋の「ぺそら漬」、尾花沢の漬物会社の「ぺちょら漬」などいろんな呼び方もあるのですが、もともとは最上川の舟運で茄子漬を船に積んでいたところ急流のしぶきがかかってなすが脱色してしまった・・・や、最上川の洪水で茄子漬が水につかり脱色したが・・・等等のいわれがあるのですが、脱色して色が取れて味も薄まったという茄子を食べてみたところぺそらッとしてるけど旨かったので広まった。ということなのです。
 ちなみに尾花沢農産加工で作るぺちょら漬は紫色の茄子ではなく、色のつかないグリーンの茄子を使用。辛くて美味!尾花沢は夏スイカの生産量日本一を誇る産地でもあるんですが、大きく育てるための摘果が必要で、摘果された数センチの実をこの漬け液に漬けた「スイカのぺちょら漬」や、青いトマトを漬けた「トマトのぺちょら漬」なども製造販売しています。ぺそら・ぺちょらともすべて辛いので、子供には向かない、素材を楽しむような大人の味、日本酒の冷やにはもってこいの旬の味です。 9/18

  当館HPでも通年販売
https://www.yamagata-bussan.co.jp/SHOP/t047.html
https://www.yamagata-bussan.co.jp/SHOP/T024.html

  • 2019.09.18
  • 16:06

そば街道「板そば」

 村山市の「最上川三難所そば街道」や大石田町の「大石田そば街道」、尾花沢市の「尾花沢そば街道」という農村や山村に蕎麦屋が点在するエリアがあって観光の目玉の一つとなっています。このあたり信号機やコンビニはなかなか見つけにくいのですが蕎麦屋だけはそっち行ってもこっちに来てもすぐに見つけられるのです。これだけ蕎麦屋があっても昔から営業している所ばかりでつぶれる店がないということは順調に経営が成り立っているのでしょう。各店が競い合いサービスを拡充していて、県内外のお客様も○○そば、△△蕎麦なんてひいきの店があるので山形行ったらうまい蕎麦食べられると遠くからお越しになるのです。アクセスの良くなった東北中央道・山形自動車道を使い首都圏から日帰りでそばを食べに来られる方も多くなりました。
 このあたりでは、家庭のまな板ぐらいの大きさの薄い杉の箱状のものにそばがのってくる「板そば」というものが名物。それを蕎麦猪口のつゆにつけて食べるのですが、そばつゆに辛みのある大根の汁を入れて食べたりする店もあってなかなか楽しめますよ。さらにそばが出てくる前に多くの店で漬物が出てきます。それも「かつ丼」に付き物の黄色い「沢庵漬」が2切れというものではなく、今のシーズンなら茄子を塩漬けし、そのあとに水につけて色を抜き、味を調え漬け返す「ぺそら漬」なる塩味のちょっぴり辛い紫蘇や茗荷の香りのする漬物を、店のおばちゃんが「はいどうぞ!どこからござったのや」(どこからお越しになったのの丁寧な山形弁)と言いながら1人で食べられる?というほどの量の漬物が出てきます。これをつまみながら茹で立てのそばを待つのです。 
 今はそばの花が満開で白い絨毯のようになっていますのでぜひ見に来てください。大石田町の入浴施設「あったまりランド深堀」から北側の最上川堤のそば畑は圧巻ですよ。 9/15

 村山市富並のそば畑、山裾まで真っ白!11月の新そばがめっちゃ楽しみ!

  • 2019.09.15
  • 13:09

まま子の尻ぬぐい

 この季節、面白そうな野草があるわあるわ。先日「ヘクソカズラ」を取り上げたばかりなのに今度は「ママコノシリヌグイ」(漢字では継子の尻拭い)と名前だけ見れば立て続けに尾籠な話題と思われがちですが、こんな花の名前一度聞いたら忘れないでしょう。つぼみは1個3㎜程度10個程まとまっているのですが次々と清楚な花が咲きます。人や動物が触れれば密生した棘で絡みつき、花と見た目とは違う厄介で「とげそば」という別名を持つ「たで科」の蔓になる植物です。
 茎と葉裏の葉脈部分に細かい棘があって子供のころバッタを追いかけて草むらに入り、足に触れて血がにじむなんとこあったなあ。小さい棘もいくつか刺さってたっけ、赤チンぬったけど、風呂に入るときには痛かったなあという思い出が。こんなんでお尻を拭くなんてめちゃくちゃ恐ろしいショッキングな名前の植物だと思っていたのです。昔、トイレットペーパ代わりに葉っぱを使っていたけど継子にはこのとげのある植物を置いて使わせたなんて言うのが名前の由来らしい。名前どおりの行為なら虐待も甚だしいのですが、昔話や説話のようにおおらかな気風で比喩的表現で作られた名前だったのでしょう。しかし昨今の幼児虐待やネグレクトは大問題、言語道断、子供がかわいくないんだろうか・・・ 9/11


 花言葉は名前に反し「変わらぬ愛情」だそうな。

  • 2019.09.11
  • 11:58

山形で「ホヌ」?

 アローハ!ホヌとはハワイの現地語でウミガメのことでそのイラストをハワイ土産などでよく見ることがあります。昨日今日と山形の女性作家の3人展を行っています。尾花沢市銀山温泉の陶芸家「上の畑焼」の松浦加奈さん、山形市の「トンボ玉」作家宗方典子さん、上山市の「ハワイアンキルト」作家冨澤眞理子さんの3人の展示会と各教室がありにぎわっているのです。
 そこにあったのが先ほどの「ホヌ」のハワイアンキルトなのです。ハワイアンキルトといえばキャッシー中島さん。冨澤眞理子さんはその1番弟子にあたるらしい。キャッシー中島さんの公認講師で東北地方の教室を任せられている人なんだって。アロハキルト・メレクイキというショップ&教室が山形駅前にあるんです。
 まあ、ホヌ柄に限らずハワイアンの葉っぱ「モンステラ」、「ハイビスカス」はもちろん「さくらんぼ柄」がある辺りはさすが山形の香りがします。そしたら東北各地の生徒さんが「山形だけさくらんぼがあって私たちのところはないの!」ということで宮城は「すんだ」、福島は「喜多方ラーメン」か「あかべこ」かと思ったら、見せていただいたのは宮城は「いちご」。なるほど仙台イチゴがあったなあ「もういっこ」なんていう品種のイチゴは最高うまい!福島は「桃」あー桃かあ、そういやあ夏休みのレクレーションは読売旅行山形営業所の「ぴちぴちピーチの桃狩りツアー」に参加する人がたくさんいるもんね。トンボ玉つくりも上ノ畑焼の絵付けも面白いですよ。山形の女性作家による教室と展示会、次回が楽しみ!当館のイベントの案内はfacebook「ぐっと山形」でどうぞ! 9/8

 ホヌとさくらんぼハワイアンキルト!キャッシー中島さんのデザインのさくらんぼ柄も。

  • 2019.09.08
  • 14:43

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