店長日記

うまさ格別!高級スモモ

 今日、当館玄関前のフルーツショップに太陽というスモモが並びました。例年ですと処暑のころから並ぶ真っ赤なスモモです。季節は若干早いのでしょうか。結構ポピュラーなスモモで夏の初めに出る大石早生や果肉の真っ赤なソルダムなどの次くらいに生産量があるといわれています。
 真っ赤な太陽のような深紅だから太陽と名付けたのではと推測しますが、プルーンのように表皮が紫になってから売り出すのが他県では一般的で、山形では真っ赤な状態で販売されます。紫になってからでは酸味が消えてしまうのと、果肉が柔らかくなって傷んでしまうと思うのですが…いずれにしてもこの太陽が出るとそろそろ山形ではいろんな高級スモモが出てきます。私が好きなのは太陽の向こうを張って月光、これは赤いスモモですが皮をむけば山際から登り始めたお月様のように黄色い果肉が美しく甘く、ほんのりすっぱいスモモです。それになんといっても秋姫このスモモ高級品で本当にグレードの高いものなら1玉500円はくだらないはず。それにプルーンのプレジデントが出ていろんなスモモが出てきます。
 えっ!プルーンってスモモなの?とお思いになられましたか…スモモは英語でプラム、プルーンは西洋スモモのことなのでヨーロッパのスペインやフランスではプルーンなんでしょうね。高級スモモもたくさん実るこれからの季節、山形の旅のテーマにスモモを取り上げるのも面白いと思いますよ。ぜひ初秋の山形を楽しんでください。 8/19

 太陽はリーズナブル!これから味、香り、酸味、大きさも抜群の高級スモモが出始めます。

  • 2019.08.19
  • 13:57

きてけろ!

 「きてけろ」とは「来てくれ」要するに「来てください!」の山形バージョンなんです。山形へ来てね!ということで出来たキャラクターがきてけろくん。山形県の観光交流課の「山形県おもてなし課長」という肩書を持っていますので地方公務員となります。数年前のデスティネーションキャンペーンの時に「山形日和。」のうたい文句と一緒に登場し、確か係長だったはずですが、いつのまに課長に昇格です。
 このきてけろくん、日本地図で山形県の形を見ると男の人の横顔に見えるのですがそれを模ったもの。暑い山形の夏を旅することができるように、麦わら帽子をかぶりそのマスコットに「さくらんぼ」がついています。スーツケースを引いてそこには山形県農産物のキャラクター「ペロリン」がついています。
 さて、このお盆中に地方公務員の「きてけろくん」は県庁に出勤しないで当館で握手やら子供たちと一緒に撮影やらをして過ごしていたのですが、「おや、いつもと違うぞ」なんか変な感じがするのです。なんと帽子のマスコットが「さくらんぼ」から「すいか」に代わっていたのです。山形県の尾花沢スイカは夏スイカの生産量日本一なのです。7月下旬からお盆ころまで、お近くの八百屋さんの店先やスーパーに尾花沢スイカが並んでいると思います。尾花沢スイカは甘くシャリシャリした口当たりが特徴、「おれんとこのスイカはシャリ感が違うもの!食べてみろ。なあ日本一だべ!」とほとんどの農家の人が鼻高々に言います。この尾花沢の鼻高々、是非食べてみてください。 8/15

 そういえば、観光交流課長「きてけろくん」と名刺交換するの忘れたなあ。

  • 2019.08.15
  • 18:29

フラワーハットダンス

 北国の夏は短い・・・なんてよく言われますが、山形は5月中旬から8月25日ごろまでずーっと夏なんですよ。
 北国の短い夏を彩る東北の夏祭り、山形の花笠まつりは今日が最終日ということですが、もともとは尾花沢の徳良湖という農業用ため池を造るために堤防を築く時の土突き歌といわれています。その歌に紅花摘みの動作を合わせたのが正調花笠おどり薫風最上川、男おどりが蔵王山暁光。見逃した方は8日に天童温泉で花笠おどりが行われます。これもまた全国各地からの踊り手が観光バスを仕立ててやってきます。
 今日の山形最高気温は36.8℃「何か熱っぽいよう」「体温計で測ってみたら」「ろくどはちぶだって」「熱あるほどじゃないけど騒がないで少しおとなしくしてなさい」なんて親子の会話が聞こえてきそうな平熱より高い36.8℃です。こんな猛暑の中を1.4㎞にわたって踊り歩く踊り手も熱中症に気を付けなければなりません。全国からの観客の皆さんも水分を取ってうちわで扇ぎながら見てくださいね。昨日は踊り手が2人、観客が1人熱中症で運ばれたそうな。せっかく山形に来て花笠を見ていたら気分が悪くなって・・・山形に悪いイメージを持ってしまったなんてないように。近頃は陽が落ちれば涼しいはずの山形も熱帯夜と化し、北国の長い夏となっていますので。 8/7

 花笠はスゲの笠に紅花をモチーフとした花飾り

  • 2019.08.07
  • 16:57

まさに庄内伝統の色

 先日、酒田港の公園を散歩していたら、真っ赤なプチトマト?というか赤むらさきいろの実がたくさん実っています。ハマナスじゃありませんか。
 内陸の山形ではハマナスといえば割烹料理屋さんかラーメン屋さんしか思い出せませんが、そうかこれがハマナスかあ。見た目食べたらさくらんぼかトマトのよう味じゃないのかなあ。
 もともとローズヒップだろうし少々酸味があって・・・でも、食べてみる勇気がありません。
 真っ赤に熟れたトマトにしては紫がかって、まるで赤かぶ。庄内特産「焼き畑農法の一霞の赤かぶら」よろしくなんと奥ゆかしい色ではありませんか。
 庄内地方を含む東北地方の日本海沿岸では、お盆にハマナスを飾る風習があるそうな、きゅうりの馬や、なすの牛の精霊馬とともに飾るもので、全国各地では紫のなす、緑のきゅうりに彩を添える「ほおずき」などの赤い実を飾るところも、ここでは身近にあったハマナスがこの地方ならではのものとなったみたいです。食べる風習はないようですが。 7/25

 庄内の伝統色もお盆まで色あせないか心配です。

  • 2019.07.25
  • 19:03

あたまスース―

 「山形はまだ秋田と比べて陽が出てるから良いじゃないですか、うちのとこなんかずっとお日様見たことないぐらいっすよ!」と、先日、秋田県の業者さんが言っていました。山形県観光物産会館では東北6県の(山形を除けば5県です)お土産コーナーもあるので宮城や福島、秋田はもちろん岩手、青森の業者さんも納品やセールスにお越しになるのです。
 山形は気温も高く、陽が出ているから良いらしい、確かに太平洋から吹き込む冷たい風「やませ」の影響がないのは奥羽山脈が遮ってくれるからなのですが、真夏になると日本海からの風が出羽山地から盆地の中に熱い空気が吹き込んでくるフェーン現象で暑さが半端ない。温暖化以前に何十年と山形は最高気温日本一だったものなあ。
 そんな中から生まれたのが冷やし文化。例えば、冷やし中華ならぬ冷やしラーメン、普通のラーメンのスープが冷たいものとご想像ください(もちろん麺も冷たいものを使用)、それに冷やしシャンプー、外を歩いた後の汗ばんだぼんやり頭を洗い流すのに キリッ と清涼感のあるメンソール。洗った後は スース― とクールな頭になるのです。
 くだんの業者さんにもう昼食べたの?ってきいたら「冷たい中華食べてきたっすよ!あれやっぱり山形の定番すもね。」「帰りに床屋よって冷たいシャンプーしてけば」て言ったら、「どこの床屋でやってるんすか」「どこの床屋もやってるよ。近頃は全国区になってるらしい」「気持ちよくなって居眠り運転すると悪いので秋田までまっすぐ帰って秋田で探してみる。」って帰っちゃった。 7/20

https://www.yamagata-bussan.co.jp/SHOP/B023.html で本場の味買えます!

  • 2019.07.20
  • 12:38

雪の中の桜

 先月、長崎県にお邪魔しましたが気温は13℃その時の山形は3℃。山形ならまだ雪の下で耐え忍んでいるえんどう豆は長崎では花が咲き、1mほどの大きさになったつるを見てびっくり!こうも季節が違うものかと。
 今日はどうしたんでしょう。山形の気温も13℃くらいありそうです。先日節分を終えても、まだまだ春の気配が見えないのが例年の今頃なんですけど。
 桜の花が咲くのは4月15日頃が例年ですが、今年は早めに咲くのでしょうか。当館に一足早い桜が咲いているのが下の画像。この桜は啓翁(けいおう)桜という品種で、雪国山形で生産量日本一の桜です。
 出荷されるのは12月下旬から3月上旬、正月から卒業式まで人気のある花ですが、なぜ山形が盛んに生産されるのかというと桜には休眠期という時間を経なければ開花しないのですが、北国山形では寒くなるのが早く、休眠期を迎えるのも早く休眠期を早く終わることができるから、終わったところを見計らい加温をすると、一足も二足も早めに、正月にも美しい花を咲かせることができるんだとか。 2/7

 春爛漫と言いたくなるような啓翁桜は淡いピンクの花です。

  • 2019.02.07
  • 16:01

冬のバラ

 12月も中旬になり寒さが半端ないっす!山形の最高気温は3度だとか…真冬ですね。今日は晴れたり曇ったり、ちらちら雪が降ったりで、朝は路面凍結!各地でスリップ事故が発生しました。
 今年は雪も遅かったので路面凍結することもなく快適に過ごしていたのですが、まだ凍結路面に慣れていない時期にはスリップ事故が多く発生します。特にガリガリの路面ではなく、朝日がさしてきて解けかけたような路面が一番危ない!
 こんな中でも、雪囲いから飛び出したバラの花が咲いています。白と黒の墨絵みたいな中に紅い薔薇、雪の中の薔薇なんてちょっと魅惑的じゃありませんか…誰に見られることもなく寒さに耐え咲いています。ここは村山市の東沢バラ公園、東日本一の規模でかおり100選に選ばれている全国唯一のバラ園です。今は雪の中、訪れる人もいませんが、犬と散歩中に雪の中に花が見えたので撮ってきました。12/15
 季節外れのような…薔薇の話題でした。

  • 2018.12.15
  • 16:11

おとしや

 先日、鶴岡のスーパーに寄ったら「こめいり」なるものがありました。これは大黒様のお歳夜という行事があり二股に分かれた大根、豆、お神酒などと、豆ごはんや黒豆と大根のなます、豆腐の田楽に納豆汁という豆を使った料理とハタハタの田楽を大黒様にお供えするのが12月9日なのです。
 豆はまめで達者で暮らせるよう、たくさん実る豆のように子孫繁栄、ハタハタも卵をたくさん持っているので子孫繁栄を意味し、庄内では田の神、台所の神の大黒様に感謝する日なのです。
 歳夜と言うくらいなので大晦日ということですが、12月に入るといろんな神様のお歳夜があるようです。12月3日と5日は恵比須様の日で白いご飯と煮物、9日が大黒様、12日は山の神で餅、17日は観音様で鶴岡市の観音堂ではだるま市が開かれ、この時のお菓子、切山椒が売られます。一度食べたら、次の年また食べたくなり、これがないと年末が来ないような気がしてなりません。
 大黒様のお歳夜は子供にはポン菓子のような「こめいり」がなんといっても楽しみなもので、豆炒りだったのでしょうが、庄内は米どころ、田の神に感謝し、固くない子供でも美味しく食べられる「こめいり」となったのかもしれません。このような風習や「こめいり」は地元だけのもので、内陸地方の山形などは大黒様のお歳夜自体が知られていないのです。12/6

 鶴岡名物「からからせんべい」の宇佐美煎餅店の黒糖の大黒こめいり

  • 2018.12.06
  • 19:31

花食い!2

 前回、菊の花を食べる山形県民という話題をお届けいたしました。山形の代表的な漬物に「おみ漬」という昔ながらのお漬物があります。ずーっと昔、北前船の交易が盛んだったころ山形では紅花の生産が盛んにおこなわれていました。
その紅花交易のために近江の商人が山形を拠点として活躍したのです。冬に積雪する山形でミネラルを取るため漬物が漬けられ、在来にあった「青菜(せいさいと言います)」というからし菜の一種が食べられていました。それをベースに青菜を刻み、しその実やダイコン、ニンジンを刻んだものを一緒に漬けて冬の保存食にしたのですが、近江商人が漬けたので近江漬がおみ漬となりました。そのおみ漬は今、旬を迎えますがその中にも菊の花が入ります。
 食用の菊の花といえば紫の「もってのほか」や黄色の「寿」や「岩月」なんていうものもあります。ただ、友人のお父さん(今は亡くなりましたが)が菊花展に出展するカリスマ的存在で、市の菊花会の会長などを歴任し総理大臣賞や文部大臣賞、県知事賞などの賞を受賞していました。友人宅に遊びに行くと帰りに「渡辺君、菊食べないか」「はあ、ごちそうさまです」なんて言うと大変なものをいただくことに!
 「この前の菊花展の花、帰ってってきたからこれ持ってて」というのです「こっちが文部大臣賞で白いのが県知事賞」なんて金色の賞の札がまぶしく光っている茎から頭の花だけとってスーパーの袋に入れてくださるのです。「これは普通の菊(食用菊)と違ってふかふかと柔らかいんだよ」というのです。ふかふかと言ったらパンケーキみたいな食感?実際、お浸しで食べてみたらこれは今までにない食感で確かにしゃきしゃきではなくふかふかだ!まさか観賞用が食べられるとは思ってなかった。あれから20年、残念ながらその後、食べたことがないけど山形県民は花食いには相当貪欲なのかもしれません。 11/9

 これも南陽菊まつりのお知らせに当館前に飾られた菊花

花食い!

 早朝の気温は7~8度の山形、朝カーテンを開けるとガラスに水滴がつくような季節となりました。山形の平地でも紅葉が進んで、山寺や天童市の運動公園はライトアップされ、とてもきれいな晩秋の夜です。
 山形県内で菊の花を市町村の花にしているのは南陽市、上山市、西川町で菊人形や菊花展などの催しが盛んにおこなわれていますが、この市町の他でも大小さまざま菊花展が催されています。
 さて、山形で菊といえば「もってのほか」という鮮やかな赤紫の品種ですがこの菊は観賞用ではなく食用!花のガクから花びらだけとって軽く水洗いし、沸騰したお湯にさっと通し、色褪せないように水に取り、水けを絞っておひたしに。これに醤油で味を付けた「なめこ」をかけたらもう最高!晩秋の山形の香りが口の中いっぱいに広がり日本酒の進むこと進むこと。
 もっとも、私は「もってのほか」の酢の物が一番おいしいと思っています。水けを絞った菊に甘酢をかけて5分も置けば赤紫の色も鮮やかな菊花の酢の物ができるのです。これもまた酒が進むのです。花を食べるのは山形の食文化。そういえばバラの花のチップや紅花のうどん、漬物には菊や紅花を入れるよなあ~ 11/8

 南陽菊まつりのお知らせに当館前に飾られた玉のような菊

  • 2018.11.08
  • 14:28

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