店長日記

おいしいぶどうはどれ?

 東京から山形新幹線「つばさ」に乗って米沢、赤湯を過ぎると登りのきつい勾配となります。置賜盆地の盆の底から縁に上がろうとしている「つばさ」の窓からは山肌が白く輝く物体が見えてきます。それもたくさん。「何なんだろう?」と初めて山形に来た人は思うでしょう。ぶどうのビニールハウスなのです。
 今年の夏は猛暑続きで枝にぶら下がったまま干しブドウになっていたなんて言う画像もありました。9月になったら猛暑と水不足を経験したピオーネやシャインマスカットがことのほか甘くできたようです。ピオーネもシャインマスカットも粒はさくらんぼより遥かに大きく、甲乙つけがたいのですがフルーツショップのミエぼんと話していたらシャインマスカットがダントツで売れるとか、「ピオーネもぶどうの風味豊かで甘くおいしんだけど、皮をむく分、損してる。皮ごと食べられるシャインマスカットがいいんだ」って。
 「ぶどうは指でつまんで食べるからおいしいんじゃないか。だだちゃ豆だって指ではじかないで鞘から出した枝豆なんてビールのつまみにはホント味気ない。」私はピオーネどころか、黒いぶどうのキャンベルスという100年以上も前に日本に持ち込まれた昔ながらの、山形弁で「カメ」と言われたぶどうが好きで食べたい食べたいと思ってもブドウ産地山形でもなかなか手に入らないのです。
 価格はピオーネの10分の1程度なので、それこそ値の張るシャインマスカットやピオーネに植え替えられてしまった絶滅危惧種のようなぶどう。これの完熟したものなんかホントに美味しいんだけどなあ。秋はまだまだ始まったばかり、積極的に探してみよう―っと。  9/10

 シャインマスカットもピオーネも今からが旬!

  • 2018.09.09
  • 12:07

ビジュアル系演歌「最上川司さん」がやってきた!

 先日、あのビジュアル系演歌歌手最上川司(つかさ)さんが来店されました。赤にキンキラキンの衣装も素敵ですが、今回は夏らしく青、涼しい感じでいいですね。
 最上川司さんといえばビジュアル系ロックバンドTHE MICRO HEAD 4N'Sのドラムを担当しています。山形県河北町出身で町の東には日本3大急流の最上川(もがみがわ)が流れていますので演歌歌手としての名前も最上川と付けたのでしょう。
 デビュ‐曲は「まつぽいよ」という曲で山形弁で「まぶしいよ」の意味なのです。そして今回は「司の冷たい肉そば音頭」を発売します。県外の人からは、なんだその「冷たい肉そば」というものは?と、ご質問を受けることが必至ですが、これはやはり河北町谷地地区にに伝わる名物のお蕎麦なのです。かけそばをイメージしていただき、そのつゆが冷えていて、そばの上にはタレで煮込んだ親鶏肉のスライスがのっています。
 山形は盆地のため、ましてや河北町は山形盆地の真ん中で猛暑が続きますので、冷たい肉そばは暑い夏をおいしく過ごす必須のアイテムとなっています。タンパク質も塩分もおいしくとれる食べ物。同様に夏のおいしいものには山形名物冷たいラーメンや山形のだしなども外すことができません。 7/31

 司の冷たい肉そば音頭は8月1日リリース、今の季節にタイムリーな曲!

  • 2018.07.31
  • 11:13

ぐっと山形にくまモンがやってきた!

 この前の土曜日、当「ぐっと山形」に熊本県営業部長「くまモン」がやってきました。熊本県では知事、副知事に次ぐ3番目にえらい地位らしい。それでもほんとにすごくサービス旺盛な営業部長さんで、どっかの会社のえらーいオーラぶりぶりの営業部長さんとは異なりますねえ。「本日お世話になります。よろしくお願いいたします。」とご挨拶の致しましたところ、名刺交換はくまモン営業部長から渡していただきました。
 くまモンとあそぼう!という題名で午前と午後の2回、20分ほどのショー、会場に集まってくれた老若男女、本当に小さな子供さんからおじいちゃんおばあちゃん、外国の方も大笑い、大喜び!あっという間の楽しい時間でした。一番印象深かったのは熊本の復興にたくさんの応援をいただき感謝いたしますと、深々と真顔(あの顔も真顔に感じられた)でお辞儀をしていたところ。
 くまモン体操の「くまもとサプライズ」はしばらく頭から離れず、車に乗っても、夜中に起きても♪九州のおへそ くまもーと とでてきてしまいます。ショーの最後には山形には、なかなか来る機会が少ないからと山形のお友達とくまモンの集合写真撮影、もちろんSNSやウェブで公開しますから載ってもよろしい方だけお集まりくださいのアテンドのお姉さんの声。
 くまモングッズや熊本県の物産販売でもお客様から囲まれて大盛況の楽しい一日でした。今回は熊本復興のための催しでしたので物産品売上の収益は熊本県に寄付いたします。 7/26

  みんなが笑顔になったくまモンとあそぼう!の後の集合写真

  • 2018.07.26
  • 12:39

半夏生一つ咲き 2

 紅花は春に植えられ半夏生のころより花摘みが行われます。加工し干された紅花は「紅一匁(もんめ)金一匁」と言われ、山形では北前船交易で紅花商人が莫大な利益を得、豪商となったところがいくつもあって、京より取り寄せた享保雛古今雛などの美術的にも優れたひな人形が今も飾られます。松尾芭蕉は「行く末は誰(た)が肌ふれむ紅の花」と前出の紅花の句と2つ詠んでいますが、紅花は画像のように葉や萼に鋭いとげがあり朝露でぬれたとげが柔らかい早朝に摘まなければなりません。摘むのは農家の女性たちですが、紅花を加工し乾燥させたものは「紅一匁(もんめ)金一匁」と言われ、花摘みの女性も紅などつけたことがなかったと言われています。また、それだけ高価な紅花は京に運ばれても相当裕福な家の人でなければ紅花の口紅や頬紅はつけることができなかったようです。
 松尾芭蕉が山寺へ訪れた時、天童近辺は紅花がたくさん咲いていた季節で、黄色い光景が広がっていたことに感動し、紅花の句が2つも作ったのでしょう。山形には民謡の紅花摘み歌というものがあり
  千歳山からなあ
  紅花(こうか)のたねまいたよ
  それで山形花だらけ♪ さーさ つましゃれ つましゃれ
という歌のとおり、昔は山形市もたくさん栽培されていたのですが、化学染料が普及し紅花生産は衰退してしまいました。今ではその歴史と文化を受け継ぐよう栽培が推奨され、工芸品や食品用に利用されるようになり、紅花を活用した観光も盛んです。県内各地で紅花祭りが7月に開かれます。 6/23

 鋭いとげがたくさんあるので朝露で濡れた柔らかいうちに花を摘む

  • 2018.06.23
  • 11:28

半夏生一つ咲き

  今日は夏至、一年で一番昼が長い日です。なんてことを言っていたら「昼の休憩も長いと良いんだけど」と言っている奴がいました。「しっかり1時間とってるじゃないか」「それでも昼ご飯の後は眠くって」そこへ年かさのおじさんが入ってきて「俺なんか朝3時には目が覚めるし!」なんて威張ってますが年を取ると8時間睡眠なんかいらないらしい。「6時間も寝たら充分」なんて言ってます。60代も後半なら眠らなくてもよくなるのかなあ。そういえば昔、入院した時、80代もおじいさんは3時ごろからごそごそと動き出し、3時半にはせんべいをかじっていたなあ。今のように個室の病室が少ない時代だったので結構みんな迷惑してました。
 さて、かなり話題がそれてしまいましたが、紅花は山形の県花でもあります。芭蕉は奥の細道で紅花の句を2つ詠んでいます「まゆはきを俤(おもかげ)にして紅粉(べに)の花」天童市にはその句碑もあります。まゆはきとは化粧道具でおしろいを塗った後に眉を掃く刷毛に形が似ていることからといわれていますが、山形周辺で生産された紅花は加工され北前船の交易を通じて京へ運ばれました。
 紅花は「半夏生一つ咲き」と言われ夏至から11日目が半夏生という季節を表す七十二候の一つの7月2日頃に一輪だけだけ咲いているという昔からの言葉がありますが、今年は例年より11日早いということですね。 6/21
  今年はさくらんぼも早かったけど紅花も早い、夏も秋も早いのかなあ。

  • 2018.06.21
  • 13:44

山法師

 今、山道をドライブすると谷筋に白い花をつけた「ヤマボウシ」という花を見かけます。「山法師」と漢字で表されますが一つの花が10㎝程、4枚のアイボリーの花をつけます。花といっても花びらではなく総苞片というもの。花そのものは総苞片に包まれた緑色っぽい丸い1㎝に満たない花。その花が坊主頭で白い総苞片は頭巾に見立てられ、比叡山の法師のようだからと付いた名前らしい。
 茶の湯の茶花として扱われる風情のある花です。先日、福島の奥会津、金山町の炭酸水を飲んでみたくて行ってきました。当館の東北のお土産コーナーでも扱っていた大塩の炭酸水ですが、炭酸水が湧く井戸から直接飲んでみたかったのです。冷たくて、微炭酸で美味!金山町から只見町へそして六十里越という冬は通行止となる国道を通り新潟県に抜けたのですが、谷あいに白く咲くヤマボウシが印象的。
 山形では梅雨に入る前の青空に、白が映える花ですが、公園や街路樹としても用いられます。下の画像は当館脇の道路の街路樹。今は白い花、9月は親指の爪くらいの大きさで赤い実がなり、10月下旬には紅葉が楽しめます。 6/14

 雪が降ったように咲きました。山法師という東根産の日本酒はおいしく人気!

  • 2018.06.14
  • 13:07

アカシヤのはちみつ

 アカシヤの雨にうたれて
 このまま死んでしまいたい
 夜があげる日が昇る
 朝の光のその中で・・・   という「アカシヤの雨がやむとき」という曲がありました。
小学校にも入っていない頃の歌を何で知ってるのかと思うのですが、子供ながらに西田佐知子という歌手はきれいなお姉さんだなあと思っていて、それが俳優関口宏さんと結婚するってということで残念な思いをしたファンの一人でした。
この曲は60年安保のテーマソングのように扱われたということですがそんなこと言われても何のことやら?世代ではあります。ただ、この歌はたくさんの歌手にカバーされているのでよく覚えているのでしょう。「巴里に死す」という小説が作詞の土台となっているらしく、パリなら黄色のミモザだろうと思ったのですが、調べたら今を盛りと咲くニセアカシアを歌っているとか。
前置きが長くなりましたが、山形では今アカシヤがまっさかり!
アカシヤは花を房ごと天ぷらにしたりもしますが、花の蜜の量も多く、甘い天ぷらにもなります。その蜂蜜は山形産ハチミツの中でも、トチ蜜と並ぶおいしくて爽やかなハチミツとなります。 5/22
  ミツバチも今は書き入れ時でしょう。

  • 2018.05.22
  • 14:10

天童しだれ桜の夕べ

 北国山形でもあっという間に「染井吉野」も咲き終わる季節となりました。今日と明日、天童市の舞鶴山公園の山頂広場では毎年恒例の「人間将棋」が行われます。今日は女流棋士同士の対局、人間将棋の駒(駒武者というらしい)となるのは地元天童高校と創学館高校の生徒。明日は屋敷伸之九段と山崎隆之八段の対局で駒となるのは一般公募に方。それに「将棋親善大使つるの剛士さん」「ひふみん」のトークショーがあって将棋の街天童ならではの桜祭りとなるようです。しかし毎年、天候のずれがあって桜が咲く前だったり、散ってしまったり自然とは開催者などの意に反してなんと非情なものかと思うのですが、今年はちょうどいい咲き具合。でも気になるのは気温。30度近く暑いのひとこと!
 天童で10年ほど前から人気が出ているのが倉津川の「しだれ桜」温泉街を流れる川の両サイドに植えている「しだれ桜」が樹勢も良く大きくなって、見ごたえ十分。「染井吉野」と比べ赤っぽい「しだれ桜」はライトアップに映えるので人気が出てきて駐車場が満杯。今日、夕方からは「むかさり(結婚式の道中)行列」などが行われるらしい。温泉街に隣接しているのでホテル旅館のゆかたがけの見物客も多いのが特徴。川面に達するほどの「しだれ桜」の樹高はそう大きくはないけれど1.4kmも続き見事なのです。 4/21

 しだれ桜は染井吉野より開花が5~6日遅いのでこれからが見ごろ


  • 2018.04.21
  • 15:44

春暖

 3月1日は多くの高校で卒業式が行われましたが、大荒れで折角の門出に前途多難な幕開けとなってしまったようです。今日3日も卒業式のところが多く、春のうららかな陽につつまれた前途洋々たる卒業式で天候では両極端となってしまいました。
 この大荒れ、新幹線は夜につくはずが翌日の朝となるは、高速道も風と雪のため通行止めになるは、屋根のトタン板は飛ばされるは、などなどたくさんの被害が出たました。今日は一転、雲一つない青空で暖かく眠くなりそうな昼です。
 昨日大混乱の鉄道。山形の動脈である山形新幹線は普通電車も同じ線路を使うミニ新幹線形式。雨には弱く、雪には強いのですが、昨日の風では運休続出。山形県南部の米沢と福島の間に峠があってそこは豪雪地帯。この前の新潟のJR一晩現場に停車のように列車前方で雪を巻き込むなんてことがないように、前が直角の普通電車が運休でも山形新幹線「つばさ」だけが走っていることも冬場にあるのです。
 つばさの先頭車両には船のようなスカートを取り付け排雪出来る構造で、さらに床下の機器にはカバーがつけられ対策はばっちり。雪を蹴散らし進むつばさを朝1番に通し、その後に普通電車を通すということが行われているようです。 3/3

 今日の最高気温は10度、明日は16度。地植えは雪の下、鉢植えの水仙は満開。

  • 2018.03.03
  • 14:35

山形と平昌オリンピック

 今日は24節気の一つ「雨水」で、降る雪も雨に代わるころということなのですが、山形は雨どころか晴天に恵まれ、春の陽気で雪解けが進み、今日一日で積雪量もずいぶん減ったのではと思います。
 さて、平昌オリンピックですが山形の関係では、まず山形市出身の加藤条治選手は2010年バンクーバー五輪500メートル銅メダリスト、2大会連続出場ウイリアムソン師円、この度初のオリンピック小田卓朗、一戸誠太郎各選手(すべてスピードスケート)と、フリースタイルスキー女子ハーフパイプの鈴木沙織選手が山形県立中央高校出身、スノーボード男子パラレル大回転に出場する斯波正樹選手は当館の近くが出身地で中学校も当館の学区内で蔵王スキー場の期待も大きい。そういえば2大会連続の銀メダリスト、スノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢選手の練習場は小国町の横根スキー場だった。今回も横根スキー場ではパブリックビューイングが行われました。
 スキージャンプ 女子ノーマルヒル銀メダリストの高梨沙羅ちゃんは母方の祖父祖母が山形県出身でその影響かFISスキージャンプワールドカップレディースのジャンプでは蔵王のジャンプ台と相性がいいのです。北海道といかないまでもこんなに山形にもたくさんの選手がかかわりがあったんだなあと思います。今日の産経新聞に今晩8時からのスピードスケート500mは地元加藤条治選手が金メダル獲得を宣言という記事が出ていました。オリンピック連続4回出場となるベテラン加藤選手500mの王者となるよう、熱い応援を送りましょう。雨水の日、山形市の瀧山は白く輝いています。輝くメダルが取れますように! 2/18

  この山の麓が加藤選手のふるさと。

  • 2018.02.19
  • 17:46

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